弊社は収納家具の設計・開発と製造・販売が一体となった家具メーカーです。
自社工場は「資材倉庫」と「生産現場」と「事務所」が一つの建物の中にあるので
ヒト・モノ・情報を一元管理することができ、生産性を高めています。
家具メーカーだから
できる
スピーディーな生産と確かな品質
資材供給
資材を大切に扱うことが求められています。資材の管理をきちんと行い、生産の進捗に供給のタイミングを合わせることでスムーズな生産体制を維持しています。
必要な時に必要なモノを必要な分だけ供給するだけでなく、産廃の準備や資材の整理整頓まで前段取り含めいつも手際よく動いてくれています。
木取り
表面材と芯材をカットします。少量多品種生産の為、家具1本分の表面材をカットするために色・サイズ・木目方向・歩留まりなどを考えて効率良くカットしています。
次工程への供給とサイズオーダー家具の歩留まりを考慮した端材の管理の両立が非常に複雑ですが生産性の高い仕事ぶりです。
フラッシュ(材料の貼り合わせ)
表面材と芯材を貼り合わせます。外気温・湿度を考慮し、長さ・厚み・大きさの異なる材料を高周波で貼り合わせるため、プレスの時間や順番、圧力などを考えながらプレスしています。
芯材カットと糊付け・貼り合わせの3工程を2人で行っています。工場の中で一番付加価値作業時間の割合が高い2人です。
正寸カット
貼り合わせたパネルを図面寸法にカットします。2台の機械を使って縦方向と横方向にカットします。機械のセット変更を段取り良く行い、早く正確に作業しています。
生産に関わる全てのパネルが通過する工程として精度の高さとスピードの両方が求められ、生産数を左右する重要拠点です。
木口貼り
木口面に機械でテープ状の材料を貼ります。厚さ・幅・色の異なる約100種類のテープの中から必要なテープを選び、連続的に作業ができるよう段取りを考えて加工しています。
木口貼りの品質が家具の品質に直結する重要な工程です。正寸カットも兼務し、生産性向上にも貢献してくれています。
NC加工
NC機を使ってさまざまな加工を行います。棚板・扉・引き手を取り付ける為の穴あけ加工、蒸気を逃がす・コードを通す・巾木を避ける為の切削加工等が行われます。この工程では、一部バーコードを採用し作業時間の短縮化を図っています。
2人で3台のNC機を動かしながら、機械が動いている時間は木口貼りや正寸カットにまで応援にいく工場内随一の他工程持ちです。
ダボ打ち
パネルを接合するために、パネルにダボ穴を空け、空気圧でダボを打ち込みます。パネルに傷が付かないよう細心の注意を払っています。
ダボ打ち加工をしながら資材から送られる組立金具とNC加工から供給されるパネルを組合せ、5ラインの組立工程へ供給します。
扉・引出しの加工
製品の組立てに合わせてタイミングよく供給します。効率良く作業するために最小限のスペースで作業しています。
製品の顔となる扉と引出しの加工には繊細な手作業と組立てにタイミング良く供給する二つの重要な仕事があります。
組立て
仕上がったパネルは専用のセット台車に乗せられ組立て工程に送られてきます。ボディプレス機2台と手組み台3台を使い、5人がそれぞれ5つの製品を同時に組立てています。組立てスペースの床をフローリングにし、お客さまの家での家具設置時に汚さないように配慮。クローゼットなどは女性スタッフも加わり、引き出し内の手触りをチェックしながら組立て、衣類へのひっかかりを防ぎます。
工場内で一番お客様に近い組立工程。”会社の発展や社員の幸せはお客様の評価満足度で決まる”の理念を常に意識し、責任を持つことが求められています。
検査・梱包
組み上がった製品の出荷検品を行い、製品をきれいに仕上げてから梱包します。
検査後はしっかり角あてを施して梱包します。ダンボールは厚手のダブルを採用。お客様の住まいまで無事に届くことを祈って。
出荷は事務所で時間のやりくりをして現場を手伝います。生産性向上の為に、事務所も営業も積極的に現場を応援します。